宇野昌磨は3連覇逃す4位 フリー4回転乱れ苦笑い 日本男子初の快挙ならず 世界選手権

 演技を終えた宇野昌磨
 演技する宇野昌磨
 演技する宇野昌磨
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(23日、モントリオール)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(26)=トヨタ自動車=がフリー173・13点、合計280・85点で3連覇を逃した。3連覇となれば、21年大会のネーサン・チェン(米国)以来で、日本勢では今大会の女子を制した坂本花織(シスメックス)に次いで2人目で、男子初の快挙だった。

 宇野はSPは今季世界最高の107・72点で首位発進していた。フリーでは4回転ループで転倒。4回転フリップの着氷も乱れた。4回転4回転-2回転の連続トーループ、単独の4回転トーループ着氷したが、演技後は苦笑いだった。

 演技終了時点でアダム・シアオイムファ(フランス)に次ぐ2位。2人を残し、3連覇は逃す形となった。

 SP3位のイリア・マリニン(19)=米国=がフリーで超高難度の4回転半ジャンプ(クワッドアクセル)を成功。4回転フリップ以外の4回転5種6本を降り、フリー世界最高の227・79点、合計今季世界最高の333・76点で逆転初優勝。フリーは22年北京五輪金メダルのネーサン・チェン(米国)が19年にマークした224・92点の世界最高を5年ぶりに塗り替えた。

 SP2位の鍵山優真(20)=オリエンタルバイオ・中京大=がフリー203・30点、合計309・65点のともに今季自己最高で3度目の銀メダルを獲得した。SP19位のアダム・シアオイムファ(23)=フランス=が合計284・39点で3位、SP10位の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)がフリー169・72点、合計254・72点で8位だった。

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