福原愛さん 長男引き渡した 元夫の江宏傑氏と和解 泥沼の争いついに決着「協力して子どもを育てていきたい」

 会見する福原愛さん
 会見を終えて引き揚げる福原愛さん
2枚

 卓球女子の五輪2大会連続メダリスト、福原愛さん(35)が15日、都内の日本外国特派員協会で会見を行い、4歳の長男の親権を巡って対立していた元夫の江宏傑氏と、和解が成立したことを発表した。長男はすでに江氏に引き渡されており、監護権は江氏が持った状態の共同親権となる。また、一時は刑事告訴まで発展していたことも明かした。会見には江氏側の大渕愛子弁護士、台湾の許聖波弁護士、福原さん側の押久保正人弁護士、酒井弁護士が出席した。

 紺のジャケットを身にまとった福原さんは、表情を変えず穏やかな声で和解を報告した。その後はすぐに退席。入場からは約4分。扉の前では報道陣、代理人のいる登壇席、報道陣と3度向きを変えて礼を行い、会場を後にした。

 江氏は長男の引き渡しを受けて、すぐに日本を立ったため会見には出席せず。この日は代理人を通じて「全ての訴訟において、日本の裁判所が公正で合理的な判断を下したことに感謝しております」とコメントした。

 会見では、これまでの経緯を大渕弁護士が説明した。ことの発端は22年7月。福原さんが台湾から長男を連れ帰り、連絡が途絶えた。23年7月に東京地裁から引き渡しを命じられたが、当時は福原さんと長男が中国にいたため、強制執行ができなかったという。

 裁判が続き問題が泥沼化する中、江さん側が警視庁に刑事告訴して受理された。その後に福原さん側の刑事事件の代理人から、江氏の大渕弁護士側に打診があり、長男を江氏に引き渡す内容を中心とした和解が成立した。

 福原さんの刑事事件の代理人を務めた酒井弁護士は、「裁判所から命じられても、(長男を)引き渡さなかったことは不適切だったと言わざるを得ない」と指摘した上で、「当時相談していた相手から、そうアドバイスされたと聞いている。私の印象ですが、お子さんに対する思いが非常に強くて、渡せなかったのでは」と胸中を推し量った。和解の説得については「『態度を改めないとダメだ』という話をした。理解して納得し、素直に応じてくれた」と明かした。

 今後は監護権などを江氏が保有した共同親権となる。子どもと会う頻度などは詳細は明かさなかったが、大渕弁護士は「協力して親として育てていく方向性。日本でも台湾でも過ごす時間、会う時間も確保している」と主張した。日本中が注目した国民的ヒロインの問題が、ようやく収束した。

 【福原愛さんの会見】

 皆さまこんにちは。福原愛です。本日はお忙しい中、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。この度は私のことで皆さまにご心配やご迷惑をおかけしてしまい、誠に大変申し訳なく思っています。ジャン(江)さんと和解いたしましたので、この場をお借りして皆さまにご報告をさせていただきます。これからはジャン(江)さんと協力をして、子どもを育てていきたいと思っております。皆さまにはどうか温かく見守っていただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。

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