高橋大輔さん スカイツリー前のリンクで特別ナンバー“初披露” 「青空の下で気持ちよく滑らせていただきました」
フィギュアスケートの元世界王者で、昨季限りで引退した高橋大輔さん(37)が2日、東京スカイツリータウンでスペシャルスケーティングとトークショーを行った。
スカイツリーの目の前にある屋外リンクに黒色の衣装で登場すると、イサク・ダニエルソンの「If You Ever Forget That You Love Me」をしっとりと舞った。華麗なスピンや情感たっぷりの演技に観客からは盛大な拍手が送られた。「青空の下でスケートすることがあまりないので、本当に気持ちよく滑らせていただきましたし、最後はスカイツリーを見上げて終わる、なかなかない経験ができました」と笑顔だった。
選曲理由については「コロナ禍で、配信限定で作ったナンバーなんですけど、それ以外で披露したことがなかったので、せっかくならここで披露したい」と“初披露”をしたかったからだという。会場付近には3、4カ月ほど前に水族館にきたといい、「水族館がすごく好きで。すてきでしたね」とも明かした。
昨季の現役引退後は「現役ではできないことをたくさんやらしていただいて、想像以上に忙しくやらせてもらってます」と充実した日々を送っているという。「これをきっかけにショーとかを見てもらいたいと思ってもらえたらうれしい」と爽やかに話した。