「卓球・世界選手権団体戦」（２４日、釜山）

　女子決勝が行われ、世界ランキング２位の日本女子は同１位で６連覇を狙う中国と対戦。第２試合ではエース・早田ひな（２３）＝日本生命＝が、東京五輪金メダリストで世界ランキング・３位の陳夢に３－１で勝利した。

　早田にとって、過去０勝７敗の難敵。第１ゲームを６－１１で落としたが、第２ゲームを１１－８で取り返した。第３ゲームは陳夢の猛追にあったが、１１－９で奪取した。第４ゲームは粘りをみせ、４－７の展開から逆転。激闘の末、１４－１２で試合を決めた。

　第１試合では張本美和（１５）＝木下グループ＝が世界ランク１位の孫穎莎にストレート負け。３番手は平野美宇（２３）＝木下グループ＝が、同２位の王芸迪と戦う。

　２度の８連覇を含む直近２４大会で２２度の優勝を誇る中国は、６連覇をかけて世界ランク１位の孫穎莎、同２位の王芸迪、同３位の陳夢の最強布陣をそろえた。