2位の佐藤駿「アイムハッピー」 大技4回転ルッツのSP、フリー同時成功は「初めて」 「来シーズンへのいい大会になった」

 演技する佐藤駿
 演技する佐藤駿
 男子の表彰式でメダルを手に笑顔の優勝した鍵山優真(中央)と2位の佐藤駿(左)
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 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(3日、上海)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の佐藤駿(19)=エームサービス・明大=がフリー175・39点、合計274・59点で2位に入った。

 冒頭の大技・4回転ルッツを3・45点の加点がつく出来栄えで成功。4回転-2回転の連続トーループ、単独の4回転トーループも降りた。3回転ループの着氷が乱れたが、その後の演技はまとめた。腰に手を当ててうなずき、氷上から引き上げていた。

 昨年大会は3位で、順位を一つ上げた。記者会見では「アイムハッピー」と笑顔を見せた。「フリーは小さなミスがあって満足がいく演技ではなかった。ショート、フリーともにルッツを降りられたのは初めて。来シーズンへの良い大会になった」とうなずいた。

 22年北京五輪銀メダルでSP首位の鍵山優真(20)=オリエンタルバイオ・中京大=がフリー200・76点、合計307・58点の共に今季自己ベストで初優勝。SP3位のチャ・ジュンファン(韓国)がフリー177・65点、合計272・95点で3位、SP4位の山本草太(24)=中京大=がフリー168・99点、合計で今季自己ベストの263・43点で4位だった。

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