「カーリング・日本選手権」（３日、どうぎんカーリングスタジアム）　　　　　　　　

　男子と女子の準決勝が行われ、女子は昨年準優勝のＳＣ軽井沢が、中部電力に６－５で勝利した。４日の決勝は北海道銀行と対戦する。男子はＳＣ軽井沢クが決勝進出し、４日にコンサドーレと対戦。今大会から２６年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の代表選考がスタート。優勝チームは代表候補となり、世界選手権（女子は３月１６～２４日・カナダ、男子は３月３０日～４月７日・スイス）の代表に決まる。

　最後に訪れたチャンスをつかんだ。ＳＣ軽井沢クは１点ビハインドで迎えた最終１０エンドで、スキップの上野美優の針の穴を通すような好ショットで大逆転。「プレッシャーのかかるドローではあったけど、頼もしいスイーパーを信じて投げることができてよかった」と喜んだ。決勝へ向けて「日本選手権で一番いいパフォーマンスができるように。４人全員がショットをつなげて楽しんでいきたい」と意気込んだ。