黒田六花 青学大の兄・朝日に続く快走ならず「すごく悔しい」 8人抜きのドルーリーからたすき受け取り「そのままいくぞと突っ込みすぎた」
「全国都道府県対抗女子駅伝」(14日、たけびしスタジアム京都発着)
岡山から出走した、昨夏の全国中学体育大会1500メートル覇者の黒田六花(りっか)=京山中3年=は、中学生区間の3区で22位だった。
2区のドルーリー朱瑛里(津山高)から19位でたすきを受け取り、順位を18位に押し上げたが、本来の走りは出すことができなかった。「ドルーリーさんが8人抜いてこられて、いい流れで持ってきてもらったので、そのままいくぞとは思ってはいたんですけど、思いすぎてちょっと突っ込みすぎた」と苦笑いだった。
4人きょうだいの3番目。長男の朝日は、今年の箱根駅伝の2区で区間賞を獲得し、青学大の総合優勝に貢献した。兄に続く快走とはならず、「最初勢いよくいきすぎて後半全くだめであまり貢献できずに終わってしまった。すごく悔しいです。だいぶ後悔が残る結果になってしまって申し訳ない」と唇をかんだ。
今後へ向け「(春に)高校に入るので、インターハイに出たい」と、雪辱の走りを誓った。