石田吉平 7人制ラグビー3大会連続五輪へ首位通過 地元の声援をうけ手応えも「優勝して喜びたい」
「ラグビー7人制・パリ五輪アジア予選・1次リーグ」(18日、ヨドコウ桜スタジアム)
男子の日本代表は2勝1敗で中国、韓国と並んだが、得失点差で1次リーグ1位通過を決めた。女子は2連勝で同じく首位突破。男子は石田吉平(23)=横浜=が3試合計3トライを奪う活躍。女子は堤ほの花(26)=日体大=がハットトリックを含む2試合計4トライで勝利に導いた。準決勝は男子が日本-UAE、女子が日本-香港に決まった。
男子は1、2戦目の大量得点が1位通過につながった。主将の林は「すごい高い集中を持ってやり切れた」と振り返った。16年リオ五輪から採用された7人制で3大会連続出場へ前進した。
得点源となったのは、地元関西の声援を受けた石田吉だった。第2戦、第3戦では先制トライを決めるなど、チームに勢いをもたらした。3戦で計3トライを奪い「1位通過ができたのはよかった」と手応えは十分だった。
ただ、中国には接戦の末に敗れた。今大会では優勝した1チームのみがパリの切符を得る。決勝では再戦の可能性はあるだけに石田吉は「修正して挑みたい」と話し、「ホームならではのアドバンテージを生かして優勝して喜びたい」と力を込めた。




