高梨沙羅 30年札幌五輪招致断念に複雑心中 開催なら「特別な場」で子供たちに「何か感じてもらえたのかな…」

 新しいオフィシャルウェアを着て笑顔をみせる(左から)原田雅彦副会長、小林陵侑、高梨沙羅、堀島行真、長谷川帝勝、鬼塚雅(撮影・三好信也)
 原田雅彦副会長(左)のコメントに笑顔をみせる小林陵侑(中)と高梨沙羅(撮影・三好信也)
 オフィシャルウェアを着て笑顔で手を振る(左から)小林陵侑、高梨沙羅、堀島行真、長谷川帝勝、鬼塚雅(撮影・三好信也)
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 全日本スキー連盟は2日、都内で今季に向けた記者会見を行った。会見後に報道陣の取材に応じたノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(27)=クラレ=は、日本オリンピック委員会(JOC)が札幌市が招致を目指していた2030年冬季五輪を断念し、34年大会の招致も絶望的である状況を受け、複雑な心中を明かした。

 北海道出身の高梨は「(1972年札幌五輪が開催された)大倉山に小さい頃に行って飛んでいる先輩たちをみて、自分もこういうかっこいいジャンプを飛んで、応援してくださる人や支えてくれてる人が楽しんで見てもらえるようなパフォーマンスができるようになりたいと思っていた」という。現状を受け、「そういう特別な場でオリンピックをもし迎えられたら初めてジャンプを見る子たちも何らかのことを感じてもらえたのかな…と思いました」と神妙な表情で心の内を明かした。

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