坂本花織“失敗切り替え術”に小学生記者が感嘆「大人ですね…」GPファイナル表彰台へ今季テーマは「自然体」

 「自然体」で大会に臨む坂本花織(撮影・佐藤厚)
 自身のコメントについての子ども記者(左)の感想に大爆笑する坂本花織(右)=撮影・佐藤厚
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 フィギュアスケート女子で世界選手権2連覇中の坂本花織(23)=シスメックス=が8日、都内で行われたグランプリ(GP)シリーズの記者会見に出席した。20日開幕の第1戦アメリカ大会から今季が始まるが、「シニアに上がってから(主要国際大会で)唯一メダルがないのが(GP)ファイナル。今年こそはメダルを取りたいので、GP2戦をしっかり戦い抜きたい。集中して、自分のベストな演技をしたら結果はついてくる」と決意を込めた。

 また、質疑応答の時間には、会場に訪れていた小学生記者から「試合でダメだったときの切り替え方法を教えてください」と質問。坂本は「その日は思う存分泣いて悪いものを全部出して、次の日起きたときにこんなこともあったなと気持ちを切り替える」と回答し、「切り替えがうまくいけば、次の試合もうまくいくことが多い」と持論を述べた。それを聞いた小学生記者は「すごく…大人ですね…」と感心しきりだった。

 GPシリーズに向けた自身のテーマとしては「自然体」と記入した世界女王。「昨シーズン序盤は自分らしさを見失ってしまった。今年はシーズン序盤にしては調子は上がってきているので、このまま自分らしくというのを忘れずにやっていけたら」と語った。

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