木村庄之助8年9カ月ぶり復活 式守伊之助が昇進

 式守伊之助
 大相撲初場所で結びの一番の行司を務める木村庄之助=2012年
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 日本相撲協会は28日、両国国技館で理事会を開き、行司、呼出、床山の昇進を決めた。昇進は来年初場所の番付が発表される12月25日付。

 立行司の式守伊之助(64)=高田川=が木村庄之助に昇進。行司最高位の木村庄之助は、2015年春場所で37代が定年退職後は不在だった。8年9カ月ぶりの復活となる。

 式守伊之助は、1975年夏場所で初土俵を踏み、19年初場所で41代伊之助を襲名した。襲名後は今年秋場所9日目の豊昇龍-琴ノ若戦まで、11度の差し違えがある。

 呼出では、三役格の次郎(63)=春日野=が立呼出に昇進した。

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