熱海富士2敗目も八角理事長は評価「次から次から若手が出てくるのは良い」休場中の伯桜鵬の名前も出す
「大相撲秋場所・12日目」(21日、両国国技館)
前頭十五枚目の21歳、熱海富士(伊勢ケ浜)は関脇大栄翔(追手風)に引き落としで敗れ、2敗となった。単独トップは変わらないが、3敗の同七枚目高安(田子ノ浦)、大関貴景勝(常盤山)と1差に迫られた。
出場中の幕内最年少が破竹の勢いを見せていたが、幕内優勝経験のある大栄翔の壁は分厚かった。幕内Vは一歩遠のいてしまったが、それでも突き押し相撲で高い実力を持つ関脇相手に圧力負けしなかった。相撲内容には八角理事長(元横綱北勝海)も「熱海富士も引かなかった、良い相撲。緊張感のある良い相撲。足を出しててね。熱海富士が予想以上に重かったから。場所中に成長している。臆することないね。横綱(照ノ富士)と稽古しているから、上位慣れしているよね」と感心する。
痛い2敗目には変わりないが、理事長は「熱海富士は良い若い芽が出てきた。まだトップに立っている、まだ行ける」と優勝争いの主役と評価。13日目は貴景勝戦と、またも試練の一番が組まれたが「今日みたいな相撲を取れば、開けてくる。臆することはない。初めて上位と対戦しても力を出せる。逆に上位がやりづらい。熱海富士は良いね。若い芽が出てきた」と21歳に期待を寄せた。
7月の名古屋場所は、新入幕でまだ19歳だった伯桜鵬(宮城野)が11勝4敗で、千秋楽まで賜杯争いに絡んだ。若い力士が次々に場所を盛り上げる現状に「先場所は伯桜鵬?次から次から若手が出てくるのは良いよね。若手が出てこないと。三役を飛び越えて上を目指して欲しい」とうなずいた。




