リーグワン神戸 前豪州代表HCのデイブ・レニー氏が新HC就任 名門立て直しへ「熱い挑戦に胸を躍らせています」

 ラグビーリーグワン1部・神戸は26日、ニュージーランド出身のデイブ・レニー氏(59)がディレクターオブラグビー兼ヘッドコーチ(HC)に就任すると発表した。同時にウェスリー・クラーク氏がディフェンスコーチ、フィル・ヒーリー氏がヘッドアスレティックパフォーマンスコーチとなることも発表された。

 レニー新HCはこれまでU-20ニュージーランド代表HCを務め、スーパーラグビーのチーフスの指揮官としては2連覇も達成した名将。2019年からはオーストラリア代表のヘッドコーチを務めていたが、1月に解任されていた。

 神戸は昨季、前身のトップリーグ以降でクラブ最低の7位。今季はさらにワーストを更新する11敗を喫して9位で上位4チームによるプレーオフには絡めず終わった。先月末には、選手9人とスタッフ7人の退任が発表されていた。来季こそ名門の立て直しに期待がかかる。

 クラブを通じたレニー氏のコメントは次の通り。

 「この度は、来シーズンよりコベルコ神戸スティーラーズにDirector of Rugbyとして入団が決定した事を喜ばしく思います。ニュージーランド、ヨーロッパ、そして国際的にはワラビーズを指導してきましたが、いつかは日本で指導をと常々思っておりました。

 神戸は住むのに素晴らしい街であり、神戸スティーラーズはその素晴らしい街を代表するクラブです。その神戸と私はチーフス在籍時より固い絆で結ばれ、改めてチームに関われることをうれしく思っています。昨シーズンはチームにとって厳しい1年でしたが、チームは依然として意欲的で、携わる人達もハードワークの心構えができています。向こう3カ月は妻とともに旅に出てはいますが、既に2024年シーズンの構想を組み立て始めており、神戸での熱い挑戦に胸を躍らせています」とコメントした。

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