主将レメキは涙で謝罪 ラグビーリーグワン東葛が初の2部降格

 「ラグビー・リーグワン・入れ替え戦、三重13-12東葛」(13日、柏の葉公園総合競技場)

 2試合制の第2戦が行われ、先勝している三重(2部2位)が東葛(1部11位)を13-12で破り、2連勝。リーグワンになって初の1部昇格を決めた。僅差で敗れた東葛は、トップリーグ時代から初の2部降格となった。

 東葛は、前半1トライとPGなどで0-10と苦戦。後半はスクラムを起点にした攻撃で、元日本代表のFBレメキ・ロマノラヴァのトライなど計2トライで1点差まで迫った。1部昇格へは8点差以上をつけた勝利が必須だったが、及ばなかった。

 試合後は、主将のレメキがホームの観客に向かって「クルーのみなさん、本当にすいませんでした。頑張ったけど今日は力が足りなかった」と謝罪。「来年また、1部に上がるように頑張ります。本当にごめんなさい」と涙をぬぐった。

 三重と東葛は昨季の入れ替え戦でも対戦。1勝1敗で勝ち点で上回った東葛が1部に残留した。今季入れ替え戦は再戦となり、第1戦で34-29で三重が先勝していた。

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