高橋大輔、村元哉中に引退を伝えた時に“男泣き”「大号泣して…」 焼き鳥屋の縁も「ちょっとした笑い話なんですけど」

 会見で笑顔を見せる高橋大輔(右)と村元哉中(撮影・棚橋慶太)
 報道陣からの質問に答える高橋大輔(右)を笑顔で見守る村元哉中(撮影・棚橋慶太)
 会見で笑顔を見せる高橋大輔(右)と村元哉中(撮影・棚橋慶太)
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 フィギュアスケートでアイスダンスの“かなだい”こと村元哉中(30)、高橋大輔(37)組=関大KFSC=が2日夜、チームのインスタグラムでライブ配信を行い、改めてファンに現役引退を報告した。

 ファンに思いを伝えるために開催したオンラインライブに、約9000人が集まった。2人は改めて引退に至った経緯を説明。先に引退の意思を固めた高橋は、「決めたのは(1月のアイスショー)アイスエクエスプロージョンが終わって、アメリカに戻ってきた時かな。(古傷を抱える右膝の状態もあって)自分で自分の体はコントロールできないなと、これは現役は厳しいなと感じてしまって。そこから気持ちを切り替えるのが(難しかった)。膝が問題なかったら(来季も)挑戦したい気持ちは正直あったんですけど」と、話した。

 その決意を、2月の四大陸選手権後に村元に伝えた。村元は「聞いた時はびっくりはしなくて。そうだよねっていう」と受け入れたという。

 ここで、村元は「ちょっとした笑い話なんですけど…」と切り出した。「(現役を)続行すると、これからどうしていくかと話したのが日本での焼き鳥屋さんだったんですね。すごいたまたまなんですけど、引退するっていう話を聞いたのがアメリカの焼き鳥屋さん。焼き鳥屋さんに縁があるのかも」と笑った。高橋も「哉中ちゃんは焼き鳥屋さんで話をされると知らなかった。何か話をしないといけない時は焼き鳥屋にいこうかな」と楽しげだった。

 「焼き鳥屋で何かある。面白くてシェアしたかったです」と村元。さらに高橋は「『ごめんね』って伝えた時に大号泣して…」と明かした。「本当にけがの状況とかやりたい気持ちでいろんな気持ちで葛藤して、相当大変だったんだろうなとすごく感じた」と、村元。高橋は「結構泣いちゃったね。“男泣き”ってやつですか」と、照れ笑いした。

 “かなだい”は1日にチームのインスタグラムで現役引退を報告。2日昼には都内のホテルで報道陣の取材に応じ、現役引退を改めて発表した。3月の世界選手権で日本最高タイの11位になるなど活躍してきた。

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