「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」（１６日、東京体育館）

　３位だった日本勢が今季最終戦から一夜明けて取材に応じ、その後エキシビションに参加した。アイスダンスの村元哉中（３０）、高橋大輔（３７）組＝関大ＫＦＳＣ＝は「Ｌｏｖｅ　Ｇｏｅｓ」を情熱的に演じ、観客を沸かせた。

　高橋は来季も現役続行するかは未定だが、１５日夜のバンケットと呼ばれるパーティーで、複数のジャッジから「やっとアイスダンサーになったね。続けるよね？」と声をかけられたという。「本当にうれしかった」と喜びつつも「真面目に考える」と熟考する予定。結成３季目を終え、村元も「これからという形になる」と改めて説明した。

　日本の主将を務めた女子の坂本花織（シスメックス）は「解放感がすごい」と笑顔。来季へは「来月考えます。今はもう、休憩！」と笑った。ペアで三浦璃来と組む木原龍一（ともに木下グループ）は「来シーズンもまたフル回転していきたい」と意気込んだ。