“かなだい”RD自己ベストに迫る78・38点 会心演技に高橋「フォーっと吠えた」

 リズムダンスで演技を披露する村元哉中(左)、高橋大輔組(撮影・佐々木彰尚)
 リズムダンスで演技を披露する村元哉中(右)、高橋大輔組(撮影・佐々木彰尚)
 リズムダンスで演技を披露する村元哉中(左)、高橋大輔組(撮影・佐々木彰尚)
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 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(13日、東京体育館)

 アイスダンスのリズムダンス(RD)が行われ、“かなだい”こと村元哉中(30)、高橋大輔(37)組=関大KFSC=は、自己ベスト(79・56点)に1・18点差に迫る78・38点と健闘し、RD4位。フィニッシュポーズを決めると、村元は「よっしゃ!という気持ち」、高橋は「フォーっと吠えた」と言うほど会心の演技だった。

 日本勢最高タイの11位だった世界選手権(3月、さいたま)で課題が残った前半のツイズルはピタリと合い、そろって最高のレベル4を獲得。ステップは観客の拍手でノリノリに。後半までスピードは衰えず、最後のローテーショナルリフトもレベル4を獲得した。

 カップル結成後、初の国別対抗戦。日本が過去優勝した12年は高橋、17年は村元が主将を務めてきた。2人とも男女の最年長となるカップルは、チームの精神的支柱でもある。今回は声出し応援が復活し「直にパワーを感じながら滑ることができた」と高橋。村元も「(日本チームに)いい流れをつけられた」と胸を張った。

 17年以来3度目の優勝を狙う日本はチーム得点を総合9点とし、4位につけた。チーム順位はアイスダンス終了時点で1位が米国、2位はイタリア、3位はカナダ、5位はフランス、6位は韓国。この後は女子SP、男子SPが行われ、フリーダンスは14日の予定。

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