14歳の張本美和が全日本ジュニア初V 兄智和に並ぶ中学2年での制覇

 ジュニア女子シングルスで初優勝を決めた張本美和(撮影・佐々木彰尚)
 混合ダブルスで優勝した張本智和(左)とジュニア女子シングルスで優勝した美和(撮影・佐々木彰尚)
 ジュニア女子シングルスで優勝した張本美和(撮影・佐々木彰尚)
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 「卓球・全日本選手権」(26日、東京体育館)

 ジュニア女子決勝が行われ、前回準優勝の張本美和(14)=木下アカデミー=は、小塩悠菜(14)=星槎中=との同学年対決を3-1で制し、初優勝を果たした。福原愛の持つ13歳での最年少優勝記録は超えられなかったが、兄の張本智和と同じ中学2年でのジュニア制覇となった。

 中学2年ながら既に貫禄が漂う逸材が、大きな出世タイトルを1つ手にした。カットマン相手に第1ゲームこそ落としたものの、以降は流れをつかみ返して3ゲーム連続で奪い、逆転勝利。高く上がった相手のボールがアウトになり優勝が決まると、ベンチの父・宇コーチと軽く抱き合って喜んだ。

 前回大会のジュニアは惜しくも決勝で敗れただけに「全力で(頂点を)狙っている。去年準優勝だったので、今年こそは優勝したい気持ちが大きい」と闘志を燃やしていた。

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