ひとり大関の貴景勝、若隆景、豊昇龍ら白星発進 大関復帰を狙う正代は初日に痛恨黒星

 若元春(手前)を押し出しで下した貴景勝(撮影・佐藤厚)
 正代(左)を寄り切りで破った御嶽海(撮影・佐藤厚)
 明生(手前)を寄り切りで破った若隆景(左は若元春)=撮影・佐藤厚
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 「大相撲初場所・初日」(8日、両国国技館)

 125年ぶりの1横綱1大関の今場所で、一人出場の大関貴景勝(常盤山)は小結若元春(荒汐)で対戦。押し出しで勝ち、好スタートを切った。

 関脇豊昇龍(立浪)は鋭い踏み込みで一気に攻め込み、前頭筆頭翔猿(追手風)を寄り切り。関脇若隆景(荒汐)は小結明生(立浪)を右上手で引きつけ、何もさせず寄り切った。

 先場所初優勝を目前で逃した関脇高安(田子ノ浦)は、前頭筆頭大栄翔(追手風)に一方的に押し出されて敗戦。10勝以上で大関復帰を狙う関脇正代(時津風)も前頭二枚目御嶽海(出羽海)に寄り切られて初日黒星となった。

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