GPファイナルで日本勢が初の“3冠” 宇野昌磨、三原舞依、りくりゅうが初V

 女子で初優勝し、表彰式でメダルを手にする三原舞依(共同)
 メダルを胸に笑顔を見せる、男子で優勝した宇野昌磨(左)と2位の山本草太(共同)
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 「フィギュアスケート・GPファイナル」(10日、トリノ)

 日本勢が続々と表彰台に乗り、初タイトルを獲得している。

 男子の宇野昌磨(24)=トヨタ自動車=は2位以下に約30点の大差をつける完勝で、GPファイナル初制覇を達成。これまで2位、3位がそれぞれ2度。5度目の挑戦でつかんだ初タイトルだった。男子の2位は、GPファイナル初出場の山本草太(22)=中京大=だった。

 同じくGPファイナル初出場の三原舞依(23)=シスメックス=が女子で優勝。シニア7年目にしてシリーズ初制覇を果たした今季、一気に頂点をつかみとった。

 ペアでは、北京五輪7位の“りくりゅう”三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が初優勝。男女、ペアでの“日本勢3冠”は史上初の快挙だった。

 またジュニア女子でも島田麻央(14)=木下アカデミー=が、トリプルアクセルや4回転トーループに挑む強気の演技で優勝した。ジュニア女子では、09年の村上佳菜子を最後に10大会連続で金メダルはロシア勢が獲得。今大会は全カテゴリーでロシア勢が出場していないが、日本勢としては13年ぶり5人目の快挙となった(20、21年大会は新型コロナウイルスのため中止)。ジュニア男子では吉岡希(法大)がSP5位からフリーで巻き返し、銅メダルを獲得した。

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