ウルフ・アロン、まさかの初戦敗退 わずか168秒で反則負け「情けない」

 3度目の指導を受け、累積による反則負けとなったウルフ・アロン(左)=撮影・伊藤笙子
 反則負けで初戦敗退となり、さえない表情のウルフ・アロン(撮影・伊藤笙子)
 初戦から苦戦を強いられるウルフ・アロン(撮影・伊藤笙子)
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 「柔道・グランドスラム東京大会」(4日、東京体育館)

 23年世界選手権(ドーハ)代表選考会を兼ねて行われた。男子100キロ級で、東京五輪金メダルのウルフ・アロン(26)=了徳寺大職=は初戦の2回戦でイタリア選手に2分48秒で反則負けを喫し、まさかの初戦敗退となった。

 わずか168秒で金メダリストが姿を消した。ウルフは東京五輪以来の国際大会となったが、組み際に袖釣り込み腰を掛けてくる相手の戦術に面食らった様子。先に指導2つをもらい後がなくなった後も、徹底して組み際に先に技を掛けられ、自分の組み手をつくれず何もできないまま、3つ目の指導を喫した。

 日本で開催される国際大会でまさかの初戦敗退に終わり「情けない気持ちが一番強い」。相手の指導狙いの戦術にハマってしまったが、「自分が技を掛ける前に仕掛けられ、どうしても後手後手に回ってしまった」と首をひねり、「先に技を出すとか基本的な部分をやらないといけない。もっと試合を想定した練習をしないといけない」と課題を口にした。

 ウルフは東京五輪の後、1年3カ月のブランクを経て10月の講道館杯で実戦復帰。準決勝で大学生の植岡虎太郎(天理大)に敗れる波乱もあったが、3位を死守し、24年パリ五輪に向けて再出発を果たした。

 来年の世界選手権代表争いで100キロ級は混戦となっているだけに、約2週間後のワールドマスターズ大会(エルサレム)、1月の代表決定戦と連戦となる可能性もある。「しっかり準備していかないと。試合勘は試合でしか取り戻せない」と決意を新たにしていた。

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