高梨沙羅の今季初戦 想定超える観衆1400人で入場制限 蔵王で初サマージャンプ大会
「ノルディックスキージャンプ・サマージャンプ蔵王大会」(20日、アリオンテック蔵王シャンツェ)
夏季のサマージャンプ大会としては同会場で初めて開催された。女子の高梨沙羅(クラレ)が今季初戦に臨むほか、男子で北京五輪金メダリストの小林陵侑、レジェンドの葛西紀明(いずれも土屋ホーム)、さらに複合の渡部暁斗(北野建設)らも出場する。主催者によれば、競技開始前の15時には観衆が総定数(1000人)を超える1400人に達したため入場制限がかけられた。会場に入れない観客は、周辺施設でのYouTube観戦となる。
高梨は現役続行を表明後、これが今季初戦となる。前日の公式練習を終えた後には「純粋にジャンプを楽しんで飛べている。私にとって思い出深いジャンプ台なので、いいジャンプができたら」と笑顔を交えながら語り、「今できる限りのことを尽くしていいジャンプができるようにしたい。(ジャンプを)模索中ではあるが、絶対に収穫を得て帰らないといけない気持ちなので、いろいろ試して次につながるものがあればいい」と語っていた。





