フィギュア・渡辺倫果がSP3位 「スケート人生で一番調子が悪かった」状態を救った恩師の言葉

 渡辺倫果の演技(撮影・石湯恒介)
 渡辺倫果の演技(撮影・石湯恒介)
 渡辺倫果の演技(撮影・石湯恒介)
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 「フィギュアスケート・げんさんサマーカップ」(13日、滋賀県立アイスアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、渡辺倫果(法大)が60・14点で3位だった。三原舞依(シスメックス)が69・16点で首位、2位は河辺愛菜(中京大中京高)の66・58点だった。

 渡辺は冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は転倒したが、続く3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプ、最後の3回転ループは着氷した。「アクセルは失敗してしまったんですけど、(他の)ジャンプも跳べたのは本当に良かったしいい経験ができた」と手応えもあった。

 昨年12月の全日本選手権で3回転半を決め、6位に入って健闘。だが、今大会前は「スケート人生で一番調子が悪かった」とスランプだった。

 気持ちを持ち直させてくれたのは、トレーニングの先生からの言葉だった。「スーパーヒーローは成功だけじゃなくて失敗とか敗北を味わってるから成長してハッピーエンドを迎える。スーパーヒーローになるために、あなたは今一番かっこいい」と言われ、「本当に救われた」と、好演技につなげた。

 14日にはフリーが行われる。渡辺は「トリプルアクセル2本入っているので、成功できるようにしたい」と大技投入を誓った。

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