羽生結弦 今季へ初の言及「今シーズンもより高みを目指して頑張ります」

 日本スケート連盟は1日、公式サイトで2022~23年シーズンの強化選手を公表し、フィギュアスケート男子で14年ソチ五輪、18年平昌五輪2連覇の羽生結弦(27)=ANA=が「いつも応援いただき本当にありがとうございます。今シーズンもより高みを目指して頑張ります」とのコメントを出した。去就に注目が集まる中、今季に関し初めて言及し、意気込んだ。

 昨季の羽生は2月の北京五輪終了後、今後について「大好きなフィギュアスケートを極めていけたら」「(大会かアイスショーか)フィールドは問わない」と話し、進退について明言していなかった。

 3月の世界選手権(フランス・モンペリエ)は右足首のけがの影響で欠場。5月にはアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」(千葉・幕張メッセ)で北京五輪以来の演技を披露していた。

 96日ぶりの氷上復帰はKAT-TUNのデビュー曲「Real Face」に乗せたアップテンポな舞。キレキレのスピン、ステップで魅了した。4回転トーループからトリプルアクセルの連続技を鮮やかに着氷させた。最後は「ありがとうございました」と声を張り上げた。

 北京五輪ではクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の成功を逃した。「より高みを目指し」と誓い、羽生の新たなシーズンが幕を開けた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス