日本相撲協会は２７日、大相撲名古屋場所（７月１０日初日、ドルフィンズアリーナ）の番付を発表した。

　先場所７度目の優勝を飾った横綱照ノ富士（伊勢ケ浜）が、番付上は５場所連続となる一人横綱を務める。

　大関陣は御嶽海（出羽海）が初、正代（時津風）が４度目のかど番。大関２人かど番は今年春場所の正代、貴景勝以来となる。

　先場所、西小結で１１勝を挙げた大栄翔（追手風）が西関脇となり、２０２０年９月場所以来の再関脇。西関脇で負け越した阿炎（錣山）は、西小結となった。

　先場所、西前頭４枚目で１１勝を挙げた隆の勝（常盤山）は、西前頭筆頭に。東前頭２枚目で１０勝を挙げた霧馬山（陸奥）が、東前頭筆頭となった。

　新入幕は錦富士（伊勢ケ浜）のみで、再入幕が剣翔（追手風）、大奄美（追手風）、千代丸（九重）の３人。新十両は欧勝馬（鳴戸）、千代栄（九重）、豪ノ山（武隈）の３人で、北青鵬（宮城野）は再十両となった。