大相撲で出稽古解禁!高安11勝7敗「ウキウキした気持ちでできた」
大相撲で各部屋間を行き来する出稽古が6日、解禁され、元大関の幕内高安(32)=田子ノ浦=は、埼玉県草加市の追手風部屋に出向いた。関取衆と18番取って11勝7敗。そのうち、小結大栄翔(28)とは三番稽古など11番で6勝5敗だった。
出稽古はコロナ禍で20年春場所後から禁止に。所属部屋の関取は自身のみの高安は、約2年3カ月ぶりの再開を「やっぱり関取衆との稽古はいいなと。心待ちにしていたし、本当に今日はウキウキしたような気持ちで稽古ができた」と喜んだ。
稽古後は、大栄翔に腰のストレッチを指南する場面も。出稽古ならではのやりとりに「対戦相手ですけど、自分も成長できるので」とうなずいた。教わった大栄翔も「すごい効きました。体のことをすごい勉強しているなと感心しました。あらためて出稽古というのは良いものだなと思う」と利点を実感した。
出稽古解禁期間は22日まで。高安は「強い力士とやりたい。問題点をしっかり消化して、名古屋場所で結果を出すためにやりたい」と意欲満々だった。