宇都宮が決勝進出「日本のエース」比江島が24得点 リーグ初年度以来5季ぶりV目指す
「バスケットボール・Bリーグ1部・チャンピオンシップ・準決勝、川崎73-77宇都宮」(22日、川崎市とどろきアリーナ)
2戦先勝方式で、ワイルドカードから勝ち上がった宇都宮が2連勝で決勝進出を決めた。
第1Q序盤は宇都宮・比江島が3点シュートを連続で沈め、4-13とリード。しかし川崎も固い守備で相手のミスを誘い、すぐさま試合をイーブンに戻した。その後は一進一退の攻防が続いた。
試合時間残り1分32秒で67-67の同点のシーソーゲーム。残り46秒で比江島がアンスポーツマンライクファウルをもらい、2本のフリースローを沈め2点リードとした。その後はファウルゲームになるも、宇都宮がフリースローを外さず。試合の主導権を握ったまま、勝ちきった。
比江島は両軍最多タイの24得点。フリースローは9分の9と、勝負強さを発揮した。安斎竜三監督は「日本のエース。そこを発揮してくれた」と絶賛。比江島は「チーム全員が自信を持ってチャレンジした結果」と振り返り「どのチームが上がって来てもチャレンジャー。ファイナルの舞台を楽しみたい」と力強く語った。
宇都宮はリーグ初年度以来5季ぶりの優勝を目指し、28日からの決勝(東京体育館)に臨む。対戦相手は琉球と島根の勝ち上がったチーム。