池江璃花子 4年ぶり海外大会に不安と楽しみ「どう行動するか覚えてない」アジア代表内定

 50メートルバタフライを制し笑顔でスタンドに手を振る(撮影・金田祐二)
 女子50メートルバタフライを制し相馬あいと握手する池江璃花子(撮影・金田祐二)
 50メートルバタフライを制しスタンドに向かってピースサインの池江璃花子(撮影・金田祐二)
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 「競泳・日本選手権」(28日、横浜国際プール)

 女子50メートルバタフライ決勝が行われ、池江璃花子(21)=ルネサンス=が25秒49で優勝した。白血病からの復帰後ではベストタイムで、9月の杭州アジア大会の派遣標準記録(25秒66)も突破し代表入り確実。「(3月の)選考会で失敗したので繰り返さないように、とにかく自分の泳ぎを意識した。優勝を目指していたし、復帰後のベストを出すことができたので、できることは全て出せたかな」とうなずいた。

 完全復活を期す24年パリ五輪に向けた中間年。池江は、既に代表入りが決まっているユニバーシティ大会(6~7月、成都)に続いて、アジア大会代表の追加選出を確実にした。昨夏の東京五輪は代表入りしたものの、海外での国際大会は18年シーズン以来4年ぶりとなる。「もう最後に海外に行ったのが4年前なので、なかなか(大会での過ごし方が)どういう感じだったか、どう行動すれば自分のルーティンを保てるかほとんど覚えていない状態」と苦笑いしつつ、「また一からになるが、新しい自分のルーティンを見つけながら、結果を出すためにどんどん頑張っていきたい」と新鮮な気持ちを明かした。

 前回のジャカルタ・アジア大会では6冠を達成している。「アジアでも伸びている選手がいるので、上位に食い込めるようにしたい」と気合を入れた。

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