畠田瞳、現役引退は「すっきりした気持ち」今後は「指導者になりたい」

 現役引退会見を行った畠田瞳(右)に花束を渡す畠田千愛(セントラルスポーツ提供)
 引退会見に臨む畠田瞳(セントラルスポーツ提供)
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 体操女子で東京五輪代表の畠田瞳(21)=セントラルスポーツ=が25日、オンラインで現役引退会見を行った。21日の全日本個人総合選手権予選の床運動の演技で約12年間の競技生活を終え、「まだ実感はわいていないけど、やりきった、すっきりした気持ちが強くなりました」と晴れやかな表情で振り返った。

 畠田は昨年10月の世界選手権(北九州市)の段違い平行棒の練習中に落下し、首を損傷。24年パリ五輪出場を目指して練習を再開したが、「練習中に勝手に涙が出てきたり、段違い平行棒で今まで簡単にできていた技ができなくなって、ちょっと心が折れた」と、2月に現役引退を決断した。

 今後については、「大学卒業まであと1年ほどあるのでゆっくり決めていきたい」と語り、「大学院や海外の留学を考えたりしている。将来的には体操競技の指導者になりたい」と思い描いた。

 会見では、同じ選手として切磋琢磨(せっさたくま)してきた妹・千愛に花束を贈られた。「第二の人生でも頑張ってください」と言葉をかけられ、「第二の人生を楽しんで歩んでいきたい」と笑顔だった。

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