フィギュアスケートで五輪メダリストの宇野昌磨らを指導したことで知られる樋口美穂子コーチが１６日、自身のＳＮＳでＧＰ東海クラブ、恩師の山田満知子コーチの元を離れ、独立することを発表した。

　「フィギュアスケートクラブＬＹＳ」の設立と代表就任を発表し、ホームページに「コーチ歴３１年、選手時代も併せ４７年間、スケートに関わらせて頂く中で、たくさんの選手と巡り合い、素晴らしい経験をさせて頂きました。だからこそ『技術や人間性が向上していくだけではなく、選手１人１人の能力を引き出し、その人らしく輝いて貰いたい。』そんな想いから、選手と共に成長していけるようなクラブを創ろうと、独立を決意しました。お世話になった恩師山田満知子コーチには言い尽くせないほど、感謝しています。共にフィギュアスケート界を高め合えるクラブでありたいと思います」と、思いを綴った。

　樋口コーチは長年、伊藤みどり、浅田真央らを指導したことで知られる山田満知子コーチのアシスタントを務め、１８－１９年シーズンまで山田コーチとともに、宇野昌磨を指導した。