松生5位、会心の自己ベストに涙「安心とうれしさで」フィギュアスケート四大陸選手権

 女子フリー 演技する松生理乃=タリン(ロイター=共同)
 女子フリー 演技する松生理乃=タリン(AP=共同)
 女子フリー 演技する松生理乃=タリン(ロイター=共同)
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 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(22日、タリン)

 女子フリーが行われ、初出場の2人は演技後、涙を流した。SP8位の松生理乃(17)=中京大中京高=は自己ベストを大幅に更新するフリー3位の142・05点、合計202・21点で5位だった。SP12位の横井ゆは菜(21)=中京大=は131・41点の合計185・34点で7位まで順位を上げた。

 ともに今季は不完全燃焼の演技が続いていただけに、主要国際大会の大舞台で気持ちを晴らす、会心の演技だった。

 全てのジャンプを着氷する完璧な演技を披露した松生は、フィニッシュポーズを決めると思わず笑顔。直後に涙をこぼした。「今季はNHK杯とロシア杯、全日本と、悔しい思いの試合が多かった。この試合もSPでうまくいかなくて、気持ち的に追い詰められて。その中で気持ちを立て直してこういう演技ができたのは、本当に良かった。安心とうれしさで涙が出た」と話した。

 最後の連続ジャンプで回転が抜けたものの、大きな乱れなくパワフルな演技を見せた横井は「SPでもフリーでも、失敗にかかわらず笑顔で滑りきることができた」と納得の表情。「自分の中でいい『諦め』というか。もちろんパーフェクトに越したことはないけど、パーフェクトじゃない自分を認めて、できることに焦点を当ててできた」と振り返った。

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