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阿炎 改心&成長の2場所連続5連勝発進 念願「同居」へ妻子への思いもパワーに

 「大相撲初場所・5日目」(13日、両国国技館)

 幕内阿炎が北勝富士を一方的に押し出し、無傷5連勝。12勝を挙げて敢闘賞を獲得した先場所に続く好スタートを切った。横綱照ノ富士は逸ノ城を、関脇御嶽海は霧馬山を、それぞれ退けて阿炎と3人が全勝トップをキープ。大関正代は玉鷲に敗れ、早くも2敗目を喫した。

 阿炎の勢いが止まらない。立ち合いにもろ手で突いて出ると、回転のいい突っ張りをさく裂させる。手も足もよく出て、一気に北勝富士を押し出し。2場所連続となる5連勝発進を決めた。

 先場所敗れた相手に快勝。この日の朝、部屋を出る前には師匠の錣山親方(元関脇寺尾)から「いなしに気をつけろよ」と声をかけられた。「普段からアドバイスをしてくれます」という教えを生かし「自分の距離で、前のめりに攻めすぎないように、自分で考えて相撲を取りました」と土俵で実践。「よかったと思います」と自らに及第点をつけた。

 昨年は改心を証明する年だった。20年7月に協会の新型コロナ対策ガイドライン違反が発覚し、3場所出場停止。幕下から出直して幕内に復帰し、先場所は優勝争いにも絡んだ。人間的な成長を認める声は多いが、自身の中ではまだ道の途中。新しい年になっても「自分的にはまだまだ変われると思っている。いろんな人が認めてくれるような人間になりたいと思ってきた。今年もまたそこを目指していきたい」と目標を心に刻んでいる。

 処分以降は部屋に住み、新婚直後から妻子と別居。反省の日々を送った。同居条件としていた幕内での勝ち越しを先場所達成。今は新居を探している。「早く同居してあげたい」と家族への思いもパワーに変えている。

 5連勝に「体調管理をしっかりしてきたので状態はいい」と阿炎。6年連続で初優勝が続いている初場所で、次の主役の座を狙っていく。

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