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宇良 ど根性星 前日脳振とうも貴景勝に取り直しの末

「大相撲初場所・3日目」(11日、両国国技館)

 宇良の執念が大関を飲み込んだ。取り直しの一番は、立ち合いで右に動いていなすと、そのままつんのめった相手を押し倒し。大きく息を荒らげながら、全身で館内の拍手を浴びた。

 最初の一番は、前みつを引く絶好の体勢で寄りながら、土俵際で足がついていかず。物言いの末、取り直しとなっていた。「そんな(1日に)何回も相撲取りたいわけじゃないので」と言いつつ、チャンスをしっかりと結果に変えた。

 前日は正代に押し出されて土俵下に転落。呼び出しに支えられてフラフラと花道を下がり、最後は車いすで退場した。脳振とうの症状は「出ていない」というものの詳細は「覚えていない」。一夜明け、ど根性を見せつけた。

 貴景勝には17年秋場所の前回対戦で突き倒されて右膝前十字じん帯を断裂。手術と長期休場を余儀なくされた。関学大時代には、出稽古にきた当時中学生の貴景勝にやられたこともある。因縁の相手を4年4カ月ぶりの対戦で撃破。大きな壁を乗り越えた。

 大関戦初勝利。質問に「ちょっとわからないです」と繰り返し、自信になる白星になるのかも「…なんとも言えないですね」と“宇良節”ではぐらかしたのはご愛嬌(あいきょう)だ。4日目の相手は照ノ富士。22年の初白星から一気に土俵を盛り上げる。

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