鍵山「4回転をもう1種類」、河辺は喜びも「実力不足」【フィギュア五輪代表談話】

北京五輪代表に決定した(左から)鍵山優真、宇野昌磨、羽生結弦、坂本花織、樋口新葉、河辺愛菜(撮影・堀内翔)
北京五輪に選出された鍵山優真。手前は羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・全日本選手権」(26日、さいたまスーパーアリーナ)

 大会後に北京五輪代表が発表された。各選手の談話の要旨は以下の通り。男子では鍵山優真(18)=オリエンタルバイオ=星槎、女子では河辺愛菜(17)=木下アカデミー=と十代の選手も選出されている。

【男子】

羽生結弦「正直いって、僕にとっては、あまり考えていなかったオリンピックです。ここに来るまでに支えていただいた方への思い、現在も支えてくださっている方への思い。そういうことを考え、出ることを決意しました。出るからには、勝ちをしっかりと、つかみ取ってこれるように。また、今回のようなアクセルではなく、ちゃんと武器として4回転半を携えていけるように精いっぱい頑張っていきます」

宇野昌磨「選ばれたということはすごくうれしいんですけど、今の気持ちは全日本でゆづくんや優真くんの演技を見て足りないものを痛感した。次の試合が五輪になる確率が高いと思う。成長できる舞台にしたい」

鍵山優真「今の構成でノーミスしても他の選手にはまだ勝てないので。五輪までに新しい4回転をもう1種類練習して、それでノーミスの演技ができるように、もっとレベルアップできるように頑張りたいという気持ちが一番です」

【女子】

坂本花織「今年は全日本の結果が決まった時点でオリンピック内定が決まって、すごく今はうれしい気持ち。オリンピックでは本当に自分のベストの演技をするだけ。しっかりコンディションを整えて今後も生活していきたい」

樋口新葉「4年前も五輪出場を目指していたんですけど、その時は出場することができなくて、すごく悔しい気持ちでこの4年間過ごしてきて、本当に今年出場が決まって本当にほっとしているのと、うれしい気持ちで一杯です」

河辺愛菜「うれしい気持ちもあるんですが、やっぱり実力不足っていうのはすごい感じている。そこをオリンピックまでに、今までよりも一生懸命練習をして、少しでもこの実力をあげれたらいいなという気持ちが一番大きいです」

【アイスダンス】

小松原美里「心より光栄に思います。この組を選んで良かったと思っていただけるように、日々を、さらに高み向かって大切にしながら、ティム(尊)と一緒に練習していきたいと思います」

小松原尊「日本代表としてとても光栄です。このメンバーと一緒に戦えるのが、とても尊敬(を持って)で頑張りたいなと思っています」

 ※ペアの三浦璃来(20)、木原龍一(29)=木下グループ=は全日本選手権前に内定済み。

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