関学大が甲子園ボウル4連覇 法大に40点差圧勝 史上最多V32

 「アメフト・甲子園ボウル、関学大47-7法大」(19日、甲子園球場)

 大学日本一を決める「第76回甲子園ボウル」が開催され、関学大(関西)が47-7で法大(関東)に圧勝。4連覇を果たし、史上最多の優勝回数を32度に更新した。第1QにRB斎藤陸(4年)のTDランで先制すると、第3QにはWR前島仁(2年)、第4Qに再び斎藤がTDを重ねた。年間最優秀選手に贈られるミルズ杯はRB前田公昭(4年)が獲得した。年明けライスボウル(1月3日・東京ドーム)は今回から社会人日本一を決める大会となるため、この試合で今季の学生アメリカンフットボールは終了となる。

 4連覇を狙う関学大と9年ぶりの出場となる法大。今年の甲子園ボウルは過去7度、大学日本一をかけて対戦している青とオレンジ伝統カードとなった。対戦成績は関学大3勝、法大3勝、1引き分けと五分。注目の8度目の激突となった。

 先手を取ったのは関学大。法大のキックオフで始まった試合は、キックオフが2度外に出て計10ヤード後退してのやり直し。法大の不安定な立ち上がりを突き、開始1分27秒でRB斎藤が左サイドへのランで先制のTDを決めた。

 法大はその後もプレー再開の時間に遅れる「ディレイオブゲーム」の反則を取られるなどリズムに乗ることができない。第1QにLB本田瑛寛(4年)のインターセプトが出るが、主導権を取り戻すことができず、フォースダウンギャンブルも前半だけで2度失敗した。

 第3Q開始直後に法大がRB星野凌太朗(3年)のランでTDを返す。流れが変わりかけたが、29ヤードのFGを露峰哲太(1年)が失敗。攻守交代となると、8分13秒に関学大WR前島が68ヤードのロングゲインでTDを決めた。

 第4Qには3TDを追加。40点差の大勝で関学大が4連覇を達成した。

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