松井大和がスピードスケートW杯初優勝 北京五輪へ「すごい収穫」

 「スピードスケート・W杯第3戦」(3日、米ソルトレークシティー)

 開幕し、男子500メートルは松井大和(24)=シリウス=が34秒04でW杯初勝利を飾った。森重航(21)=専大=が0秒05差の2位。村上右磨(28)=高堂建設=が5位、新浜立也(25)=高崎健康福祉大職=が6位と、男子短距離の北京五輪代表争いは激戦の様相。女子500メートルは小平奈緒(35)=相沢病院=が37秒07で6位となり今季初めて表彰台を逃した。小平が表彰台を逃すのは2016年3月以来。

 持ち味の低い姿勢を維持したまま、松井は最後のコーナーを回りきり、好タイムでゴールした。空気抵抗が少なく好記録が出やすいとされる、標高1400メートル超の高地リンク。自己ベストを0秒20も更新するタイムを確認すると、両手を広げてガッツポーズした。24歳にしてW杯初優勝。「めちゃくちゃうれしい」と喜んだ。

 松井に続き2位に入ったのは21歳の森重。ここ数年「2強」として男子短距離をけん引した村上が5位、今季W杯で既に2勝の新浜が6位につけた。日本勢が世界で強い存在感を示したと同時に、代表争いは激化の一途をたどっている。

 松井の過去最高順位は2季前の3位で、今季は8位がベスト。村上、新浜に対し「パワーはすごく差を感じる」と語ったこともある。これまで「2強」の陰に隠れてきたが、夏場のトレーニング期から「今までスケートをやってきて、一番五輪に行きたい気持ちがある」と胸に秘めた覚悟を口にしていた。

 「自分がどれだけ食い込めるか未知だったけれど、自分もやれるんだなと気づけた。そこに気づけたことがすごい収穫だった」。北京五輪まで約2カ月。突破口はついに見えた。

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