宇野昌磨が圧巻デモ 4種4回転ほぼミスなし 3年ぶりGP優勝へ「すべてが今、向上」

 NHK杯に向けて調整する宇野昌磨(撮影・堀内翔)
 NHK杯に向けて調整する宇野昌磨(撮影・堀内翔)
 NHK杯に向けて調整する宇野昌磨(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・NHK杯」(12日開幕、代々木第一体育館)

 開幕を前に公式練習が行われた。18年平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(23)=トヨタ自動車=はフリー「ボレロ」の曲を掛けた練習で冒頭の4回転ループを決めるなど充実ぶりを示した。4回転ジャンプは高い確率で4種類を成功させ、転倒はなかった。

 練習後、「ここまですべてに力を入れてきた。別人ではないですけど、すべてが今、向上していて、技術的にも精神的にもうまくスケートと向き合うことができている。間違いなくジャンプという面において技術的に向上をしていると思います。スケートしていても楽しめているしやりがいもある。もっともっとうまくなりたい」と、振り返った。

 「自分のスケートに対する気持ちが今まで以上にすごく強い」と話す北京五輪シーズン。GP初戦だった10月のスケートアメリカでは2位。3年ぶりのGPシリーズ優勝と、ファイナル(12月・大阪)進出へ、12日、まずはSPに臨む。

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