先場所を途中休場の高安が好調アピール「もうだいじょうぶです。順調です」

 大相撲九州場所(11月14日初日、福岡国際センター)に向けた合同稽古が25日、東京・両国国技館内の相撲教習所で始まり関取9人が参加した。先場所、臀部(でんぶ)を負傷し、途中休場した元大関の小結高安(31)=田子ノ浦=が関取衆の申し合いで13勝2敗と好調をアピールした。

 関脇御嶽海、幕内霧馬山、輝らを馬力で圧倒。押しても、組んでも動きは上々。「打撲だったんですけど、もう大丈夫です。順調ですね。いろんな相撲を取って、体の張りを作りたいですね。感触としては良かったですし、攻める相撲を取れました」と、復調の手応えは十分に感じた。

 先場所は4勝8敗3休。三役在位を6場所で明け渡し、大関奪回ロードもまた出直しとなる。部屋は引退後も稽古相手を務めてくれた兄弟子の荒磯親方(元横綱稀勢の里)が独立し、調整が難しくなった。「工夫していきます。部屋にもいろんな力士がいるので、その力士のためにもなるように。稽古を考えてやっていきたい」。残り3日、貴重な実戦機会を生かし、雪辱への準備を整えていく。

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