宇野昌磨 チェンと対決に「意識できる立場にいない」も心身充実「高望みできる」
「フィギュアスケート・スケートアメリカ」(23日開幕、ラスベガス)
GPシリーズの開幕戦を前に公式練習が行われ、18年平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)ら日本勢も最終調整を行った。
同大会には世界王者のネーサン・チェン(米国)も出場。いきなりの対決に宇野は「まだまだ練習からして遠く及ばない存在。そんなに意識できる立場にいない」と話したが、心身共に充実した状態でシーズンイン。「自分のスケートに対する気持ちが今まで以上にすごく強くて、シーズン序盤から、ちゃんと一日一日毎日成長できる練習ができている。自分でも高望みできる練習、調子にあると思う。試合で今の自分を知りたい、皆さんに少しでも見せたいという気持ちの方がある。それが、これまでとはすごく違うかなと思います」と、うなずいた。
この日の練習については「ジャンプのズレが多少あった。ループサルコーはもちろん挑戦するジャンプなのでいいんですけど、アクセルが少しぶれているのでそこを試合で失敗しないように調整する必要がある」と冷静に分析した。
男子SPは日本時間23日11時25分からスタートする。