岡沢セオンら世界選手権へ 東京五輪の悔しさ胸に賞金1千万円狙う

 アマチュアボクシング男子の世界選手権(24日開幕、ベオグラード)に出場する日本代表10選手が20日、オンラインで記者会見した。東京五輪代表でウエルター級の岡沢セオン(25)=INSPA、ミドル級の森脇唯人(25)=自衛隊=や、兄弟でメダルを目指すフェザー級の堤麗斗(19)、ライト級の堤駿斗(22)=ともに東洋大=らが出席した。

 東京五輪で2回戦敗退の岡沢は、「本当に悔しい思いをした」と敗戦翌日から練習を再開。「五輪ではお世話になった方々に恩返しができなかったので、世界選手権では恩返ししたい。必ず金メダルを取ってきます」と力強く宣言した。

 今大会は金メダル10万ドル(約1140万円)、銀メダル5万ドル、銅メダル2万5000ドルがかかる。「プロのアマチュア」を名乗る岡沢は「夢がある額が出てきた。日本のアマチュアボクシングで強くなったら稼げるところを見せたい」とモチベーションは最高潮だ。

 金メダル候補と目されていた東京五輪の敗戦は「結果の大事さを身にしみて感じた」と大きな糧になった。次の目標は3年後。「パリ(五輪)で必ず金メダルを取りたい。パリでの金メダルをより確実にするためにも、世界王者として出たい。その意味でもすごく大事な大会」。戦いはもう始まっている。

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