鍵山優真 初挑戦4回転ループは着氷乱れるも「手応えあった」 関東選手権V

 「フィギュアスケート・関東選手権」(2日、アクアリンクちば)

 男子フリーが行われ、21年世界選手権銀メダリストの鍵山優真(18)=オリエンタルバイオ=は、フリー167・39点、合計261・90点で優勝した。

 フリー「グラディエーター」にのり滑り出したが、実戦初投入となった冒頭の4回転ループは着氷が乱れ、続く4回転サルコーも2回転となった。「サルコーで立て直せなかったのが悔しい」と苦笑い。ただ、ループは直前の6分間練習でクリーンに成功。8月に右手骨挫傷もあり、なかなか練習できていない中だっただけに「手応えがあった」と、うなずいた。

 同日行われたジャパンオープンには五輪代表を争う宇野昌磨や佐藤駿らが出場。それぞれ五輪シーズンに向けた高難度構成に挑戦。佐藤は4回転ルッツを成功させた。「気合が入ります。入らない方がおかしい。怪我もあって遅れているので、自分も早くおいつけるように頑張りたい」と、力を込めた。

 次戦は北京五輪のテスト大会となるアジアンオープン(中国、北京)。「五輪会場の雰囲気を感じたかった。1つでも多く試合を経験して、プログラムを完成させなければいけない」と、意気込んだ。

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