上野由岐子と後藤希友がV争いへ気合い ソフトボール日本リーグ後期開幕へ

 日本リーグ後期開幕を前に抱負を語る上野由岐子(中央)、藤田倭(右)、後藤希友(左)=日本ソフトボール協会提供
 日本リーグ後期開幕を前に記者会見する後藤希友(中央)と上野由岐子(右)、渥美万奈(左)=日本ソフトボール協会提供
 日本リーグ後期開幕を前に記者会見した藤田倭、上野由岐子、後藤希友、渥美万奈(右から)=日本ソフトボール協会提供
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 東京五輪で金メダルを獲得したソフトボール女子の日本リーグ後期開幕節が4日から始まる。3日はオンラインで選手の記者会見が行われ、前半戦首位のビックカメラ高崎の上野由岐子(39)、藤田倭(30)、同2位のトヨタ自動車の後藤希友(20)、渥美万奈(32)の日本代表が出席した。ビックカメラ高崎は5日・ホンダ戦、トヨタ自動車は4日・豊田自動織機戦が初戦で、ともに神奈川・大和スタジアムで行われる。

 上野は、2カ月ぶりのリーグ戦へ「五輪が終わって一区切りし、自分たちのチームとしてやるべきこと、目標としているものにベクトルを方向転換して、しっかり調整できている」とリーグ3連覇へ手応えを口にした。ともに金メダルを目指した盟友がリーグ戦ではライバルに変わるが「勝ちたいのはどのチームも同じ。特に今年は前半戦で混戦。1戦1戦あなどれない」と冷静に話した。

 また、東京五輪の好リリーフで注目された左腕の後藤は「(五輪後に)10日間の休みをいただいて万全の状態で臨むことができる」とリフレッシュした様子。「五輪では厳しい試合が続いた。厳しい試合を経験したからこそわかったことを後半戦に生かしたい」と気合十分。「五輪でできたように、強い気持ちで戦っていきたい」と力投を誓った。

 前半戦を終えてビックカメラ高崎は8勝3敗で首位。トヨタ自動車は7勝4敗で2位に5チームが並んでいる。

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