土俵祭りで安全祈願 名古屋場所4日初日 力士、親方は1回目のワクチン接種完了

 「大相撲名古屋場所」(4日初日、ドルフィンズアリーナ)

 初日を翌日に控えた3日、会場のドルフィンズアリーナで土俵祭りが行われた。新型コロナウイルス感染予防のため、今場所も力士の参加は中止。八角理事長(元横綱北勝海)は大雨による交通機関の遅延で不在の中、審判部の親方らが15日間の安全を祈願した。

 2年ぶりとなる名古屋場所は観客上限を収容半数の約3800人とし開催される。大型扇風機を16台設置し、換気。猛暑にコロナ対策で常時、救急車両2台が会場前に配置されるなど厳戒態勢だ。

 場所前、東京で力士、親方ら協会員がPCR検査を受け、全員が陰性だった。さらに力士、親方は1回目のワクチン接種を終えて名古屋に入った。

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