サモア重量挙げ、五輪不参加へ 日本のコロナ流行理由に
【シドニー共同】南太平洋の島国サモアが日本の新型コロナウイルス流行を理由に、現在サモア国内にいる重量挙げの選手3人の東京五輪不参加を決めたことが1日分かった。関係者が明らかにした。これに先立ち、ラジオ・ニュージーランド電子版はサモアが6月30日の閣議で不参加を決めたと報じていた。
サモアのオリンピック委員会が1日午後(日本時間同)にも正式に発表するとみられる。
関係者によると、重量挙げに加えボクシングや柔道などのサモア代表計11人のうち、オーストラリアやニュージーランド、米国、日本にいる8人は参加する。出場後はサモアに行かず、それぞれの拠点に戻るという。