島根聖火リレー、条件付き容認へ 県知事、きょう組織委に伝達

 島根県の丸山達也知事が東京五輪の大会組織委員会の関係者と東京都内で6日に面会し、聖火リレーの県内での実施を条件付きで容認する考えを伝える方針であることが分かった。関係者が明らかにした。これまで知事は県内でのリレー中止の検討を表明していた。五輪の開催に反対する考えも示している。

 関係者によると、知事はリレーのスポンサー関係の車両数を制限し、関係者の人数も絞り込むなど、極力質素な形で実施することを条件とする。

 丸山知事は2月17日の記者会見で、リレー中止の検討を表明。新型コロナウイルスに関する飲食店支援の拡充などを政府に要望してリレー実施の条件としていた。

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