野村忠宏氏、山下氏選ばれれば「適任だと思っていた」が…

野村忠宏氏
東京五輪・パラリンピック組織委の理事会に臨む山下泰裕理事=東京都中央区(代表撮影)
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 柔道史上初の五輪3連覇を達成している柔道家・野村忠宏氏が18日、TBS系「ひるおび!」で、東京五輪・パラリンピック組織委員会次期会長の選定問題に言及。一時はJOCの山下泰裕氏の名前が挙がっていたことに「選ばれれば適任だと思っていた」との思いを語った。

 山下氏については、数日前までは新会長の本命の1人と目されていたことから、恵俊彰が「昨日までは山下さんという声が根強かった」と野村氏に聞くと、野村氏は「そうですね、ぼくもそういう風に聞いていました」と言いだし、恵はビックリ。「聞いてました?」と確認すると、野村氏は「噂です」と速攻で否定。恵は「発言は慎重に。野村さんだけに」とジョーク交じりに言い、スタジオも、リモートの野村氏も笑いがもれた。

 そして野村氏は改めて「後任を選定する委員に、山下先生も、後輩の谷本もおりましたので、本音は『どう?』と聞きたいですけど、聞いてはいけないので…」と聞くことは堪えたと説明。

 そして「山下先生は選ばれれば適任と思っていた」とも語り「オリンピックの金メダリストでモスクワの出場できなかった選手の悔しさも分かってらっしゃる。引退されてからもNPOを立ち上げ国際問題に取り組んだり、柔道連盟でも女子の理事の採用や、女性指導者の活躍の場の委員会を立ち上げたり、そういった地道に、積極的に活動された」と山下氏の功績を熱く語った。

 「ただ、真面目すぎて冗談が通じなかったり、俺が俺がの押しの強さがない、謙虚で寡黙なので」と、その人柄も明かし「こういうところでは存在感がなかったのかなと。でも素晴らしい方です」と語っていた。

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