ラグビー・福岡堅樹「いい準備ができた」20日の開幕戦に向けてトライ決める

トライを決めたパナソニック・福岡
トライを決めるパナソニック・福岡
トライを決めるパナソニック・福岡
3枚

 ラグビー・トップリーグ(TL)のパナソニックが11日、埼玉県・熊谷市内でクボタと練習試合40分×2本、20分×1本を行い、計33-41(1本目14-7、2本目19-21、3本目0-13)で敗れた。

 医師の道へ進むため現役最後のシーズンとなるWTB福岡堅樹(28)は主力が出場した1本目に先発し、ロスタイムにトライを決めて好調ぶりを見せた。守備の時間が長い試合ではあったものの「今年に入って2試合目で前回の試合から少し時間は空いたが、自分らしいパフォーマンスをしっかり出せた。開幕前にいい準備をできたかな」と手応え十分だった。

 それでも、試合勘については満足していない。「一番いい状態の時と比べるとまだまだ足りない部分がある」と振り返った。コロナ禍の影響も受け、難しい調整となったことから「そこは試合をやっていきながら上げていく」と話した。

 リーグ開幕が1カ月延期となったこともプラスに捉えた。「(延期は)自分たちでコントロールできることではない」と語り、「僕自身はいろいろと他のことに費やす時間もできた」と勉強の時間に充て、医学部進学へ備えた。

 20日の開幕戦は、リコー(秩父宮)と戦う。コロナ禍でのラストシーズン開催に「(リーグが)やれるだけでも感謝しないといけない。自分が納得する形で終わりたい」。福岡が最後に頂点まで走り抜ける。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス