「大相撲初場所・千秋楽」(24日、両国国技館)
“昭和の大横綱”大鵬の孫で新十両の王鵬(20)=大嶽=は、十両琴勇輝(佐渡ヶ嶽)から押し出しで白星を挙げた。5勝10敗で場所を終え、「最後にいい相撲が取れて良かった」と振り返った。
関取として初めて15番を取った王鵬は「体力、精神面は全然大丈夫だが、キツいっすね。長いっす。15日間相撲取るのは全然違う」と独特の疲労感を感じた様子。負け越しとなったが、「体の調子は絶好調だったので(勝敗の差は)ちょっとしたことかなと思う」と振り返った。
来場所は幕下への陥落が濃厚となったが、「しっかり頑張ります」と再起を誓った。