トップリーグ開幕延期で国立開催は断念 チェアマン「あの日時がギリギリ」

 日本ラグビー協会は14日、緊急会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大により16日に予定していたトップリーグ(TL)の開幕を延期することを発表した。感染者の回復、濃厚接触者の特定の状況を見極めながら大会フォーマットの変更も含めて2月初旬から中旬にかけての開幕を目指す。

 会見に臨んだTLの太田治チェアマンは国立競技場での開幕戦開催を断念する方針を明らかにした。当初、16日の東芝-NTTコミュニケーションズが国立競技場で行われる予定だったが、今回の延期を受け「国立での開催につきましては、あの日時がギリギリ。新たに国立でやることは厳しいかなと認識しています」と難しいことを示した。

 当初、この試合は秩父宮ラグビー場で開催予定だったが、昨年11月に国立開催への変更を発表。TLの試合が国立競技場で開催されるのは06-07年シーズン以来14大会ぶりで、新国立競技場となってからは初のTL公式戦となるはずだった。すでにチケットは2万枚ほど売れていた。東京五輪・パラリンピック組織委と連携し、競技大会の運営準備に向けたオペレーションの確認も行われる予定だった。

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