2月復帰の瀬戸大也が決意「身勝手な考えを痛感」「練習や大会に集中して全力を」

 競泳男子で、不倫問題で2020年の年末まで活動停止処分を受けていた瀬戸大也(26)が、2月4日に開幕するジャパン・オープン(東京アクアティクスセンター)にエントリーしたことを11日、マネジメント会社を通じて報告した。所属は調整中だが、今回は瀬戸、コーチ、トレーナーで構成される「TEAM DAIYA」として出場する。20年9月の埼玉屋外AG大会以来約5カ月ぶりの実戦では、200&400メートル個人メドレー、200メートルバタフライの3種目にエントリーした。

 瀬戸のコメントは以下の通り。

 「昨年は、私の行動で多くの方々にご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。処分中に家族、水泳連盟、JOC、その他沢山の方々とお話をさせていただき自分を振り返ることで、いかに自分が恵まれた環境にいて身勝手な考えをしていたかを痛感しました。このような状況でも支えてくれた家族、そして温かく声をかけてくださる方々に感謝を申し上げます。

 またコロナ禍の中、大会の開催に向けてご尽力くださる関係者のみなさまにも改めて心から感謝を申し上げます。この気持ちを胸に目の前の練習や大会に集中して全力を注いでいきます」

 瀬戸は20年9月に不倫問題を報じられると、これを認めて謝罪。10月には日本水連から年内活動停止処分を受けた。12月の日本選手権は欠場し、一般利用なども使いながら個人練習を継続してきた。

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